我が家の長女、負けず嫌いです。かなりの。。。
その負けず嫌いが、ずっと心残りになっていることがありました。
それは、妹たちより高い山に登っていないこと。
次女は去年、僕や仲間たちといっしょに奥多摩の川苔山(1363m)に登っているのですが、
その日長女は熱発して自宅待機を余儀なくされました。。。
そして、あろうことか三女も私の背負子で、川苔山のピークを踏んでおりました。。。
山は標高だけじゃない!…
そんな理屈は、今の長女に通じません。
ことあるごとに(主に姉妹喧嘩)、妹から「でも、わたしのほうが高い山のぼってるもんね。」と捨てゼリフを言われ、
春先に挑んだ塔ノ岳は、膝が痛くなり途中敗退…。
そんな屈辱と挫折を払拭すべく挑んだ塔ノ岳でした。。。
おまけに、前日自宅に遊びに来ていた近所友達に、「いっしょに塔ノ岳のぼろうよ!」と長女が軽く声をかけたら、
その友達もあっさりついて来て、都合三人での山行となりました。
AM6:30 大倉尾根登山口スタート。
ふもとの牧場の牛でテンションアップ!
登り始めこそ肌寒い気温でしたが、間も無く暖かい木漏れ日が差し込むようになり、歩いていると暑いくらいに。
見晴茶屋前。湘南の海に明るい陽光がさしこんでいます。
いい子連れ登山日和だ。
さて、急登に取り付きます。
この辺り、もみじが色づいていい雰囲気でした。
「おーい。あまり速く歩くと後でバテるよー。」と、声をかけると、
腰に手をあて、おばあちゃんの真似してゆっくり歩く画。
終始、仲良くいい雰囲気で登ってました。
ほれ!もうすぐなだらかになるから頑張ろう。
子連れで登っていると、たくさんの方々から励ましの声を頂きました。有難いですね。
んー。ほんと歩いていて気持ちのいい日です。
駒止茶屋登頂。ふー。ひと休み。
今度は電車ごっこだそうです。
仲良し同士、長い道のりを遊びも入れながら進みます。
娘たちが楽しそうに登ってるのを見て、見ているこちらも楽しくなってきました。(笑)
樹林の切れ間から富士山も見えてまたテンションのあがる娘たち。
ここから私のデジイチとiPhoneでたくさん富士山の写真撮ってました。
花立の手前。急登を何度か繰り返し、だんだん疲れてくるころ。甘いものを小まめに補給しながら頑張りました。
花立到着。町並みがこんなに小さくなってきたよー!と振り返って、娘たちよろこんでました。
それにしても、ほんと仲良しね。君たち。(笑)
金冷やし到着。やっとここまで来ましたよ。
さあ、もうすぐだ。頑張ろう!
ここで鹿に出会い、かなりのテンションアップ。
山頂直前で鹿の撮影に20分費やしました。(笑)
最後の階段です。ゴールがすぐそこと分かって、急に駆け出した娘たち。(笑)
登頂完了!…
11時30分ごろでした。みんなお疲れ様ー。
素晴らしい眺望にも祝福されて、いい気持ち。
富士山も、南アも今回の寒波で、冠雪しましたね。
下山途中、観音茶屋で食べた牛乳プリン。行きがてに見かけた牧場の牛乳で作ってるそうです。
下山完了!…
長女のザックには塔ノ岳のバッジがキラリと。
帰宅してから、今までのうっぷんを晴らすように、次女に山バッジを自慢してました。(笑)
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