丹沢 マスキ嵐沢
金曜午後から降りだした雨は、シトシトと翌朝まで降り続いていた。
車のワイパーの音を聞きながら去年のことを思い出す。
沢の計画を立てるたびに豪雨に見舞われ、泡を立てて流れる濁流に入渓を断念すること数回…
結局、一度も渓を歩くことなくシーズンを終えた。
厚木を越えたあたりで空が明るくなり、雨は止んだ。
ひさしぶりの沢…
入渓地点まで沢沿いの林道を30分ほど水面をながめながら歩いていく。
雨の影響で少しだけ水に濁りがあるが沢登りには全く問題ない。
うれしい!楽しい!この渓の潤い。
入渓地点で沢足袋に履き替え、ガチャを身につけると
待ちきれなくなってうっすらと水が覆っている岩肌をヒタヒタと歩きまわってしまう。
手頃な小滝が次から次へと現れて直登が楽しい沢。
冷てー!と言いながらシャワークライミングがとても心地よかったぁ…
滝を直登するよりゴルジュを高巻くほうが大変そうな感じで
結局ほとんどの滝を直登。
たっぷりと渓の楽しさを味わいました。
贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
さて…
今年は何回くらい沢登りができるかな。。。
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