キャンプ　と　ブルーグラス　第２

私が愛読してる山の月刊誌「岳人」。

ピークスやランドネは、おっさんが踏み込めない領域がありますので、
ま、年相応の選択といったところでしょう。（笑）


岳人8月号の中に、山岳遭難の2011年警視庁まとめに関する記事が載っていました。

2011年の全国で起きた山岳遭難発生件数は、1,830件、2,204人。
過去最高だった前年2010年の1,924件、2,396人に次ぐ高水準だったそうです。

また、死者244人行方不明者31人という深刻なケースのうち、7割以上が60歳以上とのこと。


特に…
私の目にとまったのは、遭難件数に対する単独行者の割合。
遭難者数全体の35%が単独行者なんだそうです。

そして…
死者・行方不明者全体の56%が単独行者…

さらに…
行方不明者だけ見ると84%が単独行者…


どんなハイカーでも山行中の思わぬ怪我・急病の可能性はあると思いますが、
万が一、そのような状況に陥ると、単独行者の場合、遭難リスクが圧倒的に高いのが分かります。
また、遭難した場合、深刻なケースに陥るリスクが更に高い。


独行OKなとことそうじゃないとこって、自分である程度線引きはしてはいますが、
こういう数字を見ると改めて自分の中の線引きが間違ってないか気になりました。


貸し切り状態のトレイルを独り歩きするのはホント気持ちいいんですけどね。。。
バリエーションルートや自分の技量じゃギリギリのとことかは、頼れるパートナーと行くように徹するべきなんでしょうねぇ。。。


ふと自分の技量を振り返ってみたくなるような岳人の記事でした。