キャンプ　と　ブルーグラス　第２

確か長女のザック選びをレポにしたのは去年の１０月…

うちは二女が長女と年子なので、今年も自然とネタになりました。。。

あ。ザックじゃないや、正確にはランドセルだった！…（笑）

まずは去年、長女がザックを購入した鞄屋さんへ家族５人でゾロゾロと。（笑）


ひとえに姉妹と言っても、好みも違えば、決め方も全く違う。
たかだか一歳違いで同じ家庭で育ちながら、ここまで違うのかというくらい違う…。


長女の時は、ランドセルを選ぶ！という雰囲気だけで、マタタビをあげたネコのようにフニャフニャになり、
いざ、店内に入ると、どれもこれも良く見えて、結局当日決めることが出来ないほどの優柔不断ぶりだった。（笑）

結局、後日また同じ店を訪問し、うんざりするほど試着して、やっと決めたのが長女。


一方…
店に入って５秒ほど店内を見回した二女…。
直感で好みのランドセルがないやと思うと、すぐにテンションゼロに。。。（笑）

典型的な直感系なのだ。

カミさんが世話を妬いて、これはこういうランドセルで〜、こっちはこんなランドセルで〜、と背負わせてみせたりしているが、
私には分かる。こいつは全くカミさんの話を聞いていない…。

ほら、このテンションの低い笑顔。（笑）

カミさんが話しかけていない間は、宇宙と交信している。上の空なのだ。（笑）
むしろ、すでにマイザックを持ってる長女（小一）のほうが、フムフム、シゲシゲとザックを見比べていたような気がする。



お昼をはさんで２件目のお店へ！…

店に向かう車の中で、カミさんがまた二女にレクチャーする。
｢次のお店のランドセルの裏地はAKBみたいなチェック柄もあるよ…｣

二女が｢AKBみたいなチェック柄｣に、ピクン！と反応したのが分かった。


店に入り、裏地がチェックで表地が赤いランドセルを手に取る。
担いでみる。

｢これにするー！…｣

フィーリングが合えば、二女の決断は早い。
いつまでも決まらない優柔不断な長女と対照的だ。


そして長女と同じくらい買い物に関しては優柔不断なカミさんが、
｢ねえねえ。ここも、もっと色んなランドセルがあるんだから、もうちょっといろいろ見てみない？ほらこれも…｣などと、二女に世話を焼く。


私には分かる…。
無駄だ。アイツ（二女）はもう決めたのだ。他のモノにはもう興味すらないのだ。


そう言えば…
思い出した！…


この店は、去年長女のザックを選ぶ時にも訪問したのだか、私が｢このザック（ランドセル）、何Ｌですか？｣と聞いたら、店員さんが答えられなかった店だった。


さて…、
この店の接客は一年経って進歩しただろうか。


ユキヲ　｢すいません！…｣

店員　｢はい。何でしょう…。｣

ユキヲ　｢このランドセル、何Ｌですか？｣

店員　｢・・・・・・・・・一応Ａ４サイズも入りますが…。｣

ユキヲ　｢・・・・・・・・・。｣

店員　｢…そうじゃなくてですか？。。。｣

ユキヲ　｢・・・・・・・・・。｣


…いや。たぶん聞いた私がいけないのだ！…
その鞄屋は神保町や神田にあるその手の店とは、品揃えが違うのだから…。


場を凍りつかせるだけ凍りつかせて…、
僕は宇宙と交信をはじめ、何事も無かったかのように振る舞った。。。


やや恥ずかしそうに会計しているカミさんを背に、
既にザックを手にした二女と手をつないで一足先に車へ向った僕たち直感系♪






二女へ…。

自分に出来ないことを、自分と似てる君にお願いすること自体に多少無理がありそうな気もしますが、
ランドセルは６年間大切に使ってくださいませ。。。