キャンプ　と　ブルーグラス　第２

丹沢主脈を焼山登山口から姫次まで歩いてきました。

せっかくの3連休ではありましたが、私に許された日は雨降る土曜日のみ。。。

ある程度登り応えがあって、人の少なさそうな丹沢主脈の焼山側をチョイスしました。

始発電車で向かって、公共機関とタクシーを乗り継いで、AM9:00ハイクアップ！
シトシトと、時々ダーッと激しく雨が降る中のミストハイク。


山はすっかり枯れ木立が目立つようになり。冬ですね、、、すっかり。。。


今回は、ボッカ訓練の意味合いも込め、水をたっぷり背負ってみた。。。
このコース、焼山山頂ちょっと手前、九十九折の尾根への取り付きが急登で少々辛い。

荷も重いが、ここ三週ほど忘年会で溜め込んだ脂諸々で身体が重い…
ペースの上がらない自分を、年末の2012年ラスト山行に向け調整を兼ねた山歩きだからと慰めながら歩く。


誰とも会わない静かな尾根歩き。


白樺の木が現われ、鉄塔が見えると、焼山だ。まず一座。

休止してると、霙交じりになり、身体が冷えて来た。12月の雨は冷たい。
冷えると動き出すのが億劫になってくる。今日の休憩は短めに行こう。

焼山を過ぎると、傾斜がなだらかになって来る。
ずっと霧に包まれて見通しがないこともあり、冬枯れした里山をのんびり歩いているような感じだった。


道標にしたがって巻き道から逸れて、根っこだらけのちょい痩せ尾根を詰めると黍殻山。とっても地味な山頂です。（笑）

こちらで本日二座目。焼山も黍殻山も巻き道がついているので、先を急ぐ人は巻いて進めます。

黍殻山から500mほど行ったところに、黍殻山非難小屋があったので、そこで大休止。
樹林帯の中にいきなりカヤトの原があって、そこに小屋が隣接している。きれいに使われている感じだった。



姫次手前になって落葉松（カラマツ）林に囲まれる。丹沢ではカラマツは珍しいかな。

カラマツは、日本に自生している針葉樹の中では、唯一紅葉し落葉する落葉針葉樹だ。
その他の針葉樹は、すべて常緑針葉樹。

…という説明書きされた看板を道脇に見た。（笑）
気温が低いせいか松脂の匂いも控え目なカラマツ林。


しかし、ほんとに誰とも会わない。静かな静かな尾根歩き。


このあたりで雨が上がった。道脇にはほんの少しだけ溶け切れなかった雪。


なだらかな尾根の先が開けると、そこが姫次だ。


ほんとなら丹沢山塊が一望出来る場所なのだが、雨は上がったものの、ガスで展望は効かず、、、


と思ったら、お昼食べている間に見る見る青空が広がり、丹沢の主稜線が姿を現した。


檜洞丸！…


蛭ヶ岳！…


おにぎり食べ終わったころにはすっかり快晴！…


終日、雨上等のボッカ訓練のつもりだったので、思いもよらぬご褒美貰っちゃったような気分でした。



お。そういえば、今年ラスト丹沢だ。

今年もいっぱい遊ばせて貰いました。また来年もヨロシクです。