キャンプ　と　ブルーグラス　第２

福島県は安達太良高原に行って、東北の仲間たちとキャンプ＆紅葉ハイキングを楽しんで来ました。


半年ぶりの東北訪問。

出発は金曜夜。定時ダッシュのはずだったが、、、
夕方にかかって来た客先からの問い合わせの電話のせいで出遅れる。。。

やっと仕事から解放されて自宅へ戻り車に荷を放り込み、マイコーさんをピックアップして東北道を疾走！…

自宅を出る時からやや小降りの雨が落ちていた。北上すれば雨から逃げられるかと思ったが、雨風ともに益々強くなって来る。（笑）

目指すは福島県安達太良高原にある、あだたら野営場。
東北道の道路工事渋滞に巻き込まれ、目的地に着いたのは深夜12時を回っていた。激しい雨、風、そしてガス。
先に入っていた山形のLittleRさん、宮城のカリくまさんのテントがすぐ傍の駐車場から見渡して判らなかったほどだ。

爆睡中のRさんを起こす。Rさんのテントはステラリッジ4。
その中に入り込み、到着と再会の乾杯ビール。

あまりの雨に私はその晩は、Rさんのステラに居候することに決める。テントは翌日雨が小降りの時に張ることにした。。。
マイコーさんは、その降りしきる雨の中、メガを設営。偉い！（笑）

そうこうしているうちに、東北ブロガーのはっちさん夫妻、tapさん到着。
Rさんのステラリッジ4に7人寿司詰め状態で呑む。ある意味、雨の日の山のテン場みたいで楽しかった。（笑）
深夜だが、他に誰も宿泊客がいなかったので、少々大き目の声で話しても気兼ねすることも無かったし。

てか、他に宿泊客がいても、凄い雨と風の音で私たちの声もかき消されていたに違いないと思う。荒れた空模様の安達太良入りだった。

今回のメインの目的は、東北の仲間とのキャンプと、安達太良山の紅葉ハイクだった。
山は明日の朝の天気の状況を見て決めよう。そんな感じで就寝。寝たのは2時くらいだったかな。。。





翌朝…
ぐっすり寝ている私の上にRさんがまたがって来た。そして「ごめん、、、」とボソッとつぶやいた…。襲われてしまうのかと思った。
が、テントの出入り口側に寝ている私をまたいでトイレに行っただけだった。ホッ…（笑）

明け方、一瞬雨は止むも、またしとしとと降り続けた。

他に誰もいないので、東屋に椅子を置き、それぞれ朝飯を作って食べた。Rさんから、ひっぱりうどんのお裾分けを頂く。旨い！

空を見て、ネットの天気予報を見て、山は明日だな。ということになるなり、プシュ～、とビール缶のプルトップを開ける。
まった～りとした時間を過ごす。

昼に一度雨が上がったころrideさん到着。雨も上がったし、夜の宴の会場も要るのでrideさんのランステを設営する。

設営して間もなく、雨が降る。でかい幕の雨撤収の予感にrideさんの背中に哀愁が漂っていた。（笑）
雨のせいでカメラは車に積みっぱなし。いや、まったりし過ぎてただけか。

ひたすら呑んで食ってたような気がする。食い続け耐久キャンプの様相となる。
夕飯食べ終わると、酔いが気持ちよくて椅子寝。2時間は寝ていたようだ。（笑）
一度目が覚めたら、地元福島のあだたら野営場をホームとするhiroさんがいてビックリ。
hiroさん、いいとこだねぇ、安達太良。

その後もまったり過ごす。
でも、ずっと飲んでたから、早目に就寝。





最終日！…
ここからやっと重い腰を上げ、写真を撮り始める。

朝からガスガスだ。（笑）

朝飯を食べながら、携帯で天気予報を見て、行くか行かないかいつごろ行くか談笑。

でも空がだんだん明るくなってきて、遠くに青空も見えた。安達太良山へ向かう。

時間の都合もあったので、今回は、ロープウェイで途中まで登り、
そこから安達太良山山頂にゆるゆると紅葉を見ながらハイキングかな。

登山口。上の紅葉が明らかに綺麗なのが分かる。

でも、ロープウェイは強風の為、運行中止。

さて。安達太良山の山頂までは時間的に無理。
じゃぁ…ということで、途中のロープウェイの終点でもある薬師岳までの紅葉ハイキングに変更。

砂利道の林道をちょいと歩き、、、

ゲレンデ斜面脇の草紅葉と化した草っ原を歩く。



山裾に近づくにつれ木々の彩りも豊かになっていく。

30分ほど樹林帯の登り。

今朝までの雨で、グチョグチョのトレイル。

晴れ間が広がって来た。

日青ネ申さまは、この日もご健在のようで！（笑）

話しには聞いていたが、東北の山はほんと森林限界が低い。標高1,100～1,200mで低潅木帯になり、ハイマツが現れだす。
　
トレイルの見通しが利くようになる。

薬師岳直下の登り。ふと、振り返ると、安達太良の広大な山裾全体が紅葉の大パノラマだった。





この大らかな山裾いっぱいの広がる紅葉は見事な秋の造形美でした。感動しましたよ。

ほどなく薬師岳山頂に。しばし休憩。

私は、ほとんどずっと、時折りガスに煙る山頂から伸びる稜線を見ていた。

美しい。歩いてみたい。この稜線を歩くと、山はどんな表情を見せてくれるのだろう。
山に行くたびに、歩きたい山が増えていく。道具沼、カメラ沼、、、いろいろあるけど、今の私は山沼どっぷりだな。

たぶん「ランステ乾いたかな…」って思いながら空を見やるrideさんだ。（笑）


帰りはゲレンデを下って行った。


山頂手前の森の紅葉パノラマとまた趣きが変わって、もっとそばの個々の木や林の紅葉を愛でる感じのトレイル。





短い山旅だったけど、錦秋の安達太良に大満足。

　

ご一緒した皆さん。どうもありがとうございました。

またやりましょう！